1999年初夏
住まいがあった自由が丘に、私一人で相談室を開設しました。
世紀末とあって、あの頃は、何か「軸」がグラつくような危うさの中に
あり、開設早々から、多くのご相談をお受けすることになります。
開設の翌年には法人登記をするに至り、当時、「占い」を事業項目とする
会社は、余程、珍しかったらしく、手続きを頼んだ司法書士さんからは、
「別の事業項目にしては?」など言うのに、「要らぬお世話」を、むかっ
腹をたてたことを、今更に、思い出します。
もっとも、日本における「占い」「占い師」の位置づけからすれば、
せっかく会社を作るときに、その本業を「占い」とすることに、
首を傾げたのは、むしろ、当然の感覚であったと思います。
あれから、20年が経ちました。
未だ、私どもは変わるところはなく、「占い」を生業としています。